月別アーカイブ: 8月 2011

放射能測定ボランティア講座の記事が掲載されました

11/8/28の中日新聞記事市民版に、放射能測定センターが行った測定ボランティア講座の記事が掲載されました。

メールニュース [Vol.1]

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未来につなげる・東海ネット
メールニュース [Vol.1]

2011年8月25日配信
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不定期発行のメールニュースです。東海ネットの動きをお知らせします。
各団体の動きは膨大にありますので、ぜひ東海ネットのウェブサイトを
チェックしてみてください。
https://tokainet.wordpress.com/

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【1】測定センターが、ボランティアスタッフ養成
【2】測定器、試験運転開始
【3】連続講座、参加者募集
【4】中電対話デー 第一回報告
【5】その他
・講演会
・デモ・パレード情報

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放射能測定センター・ボランティアスタッフ養成講座

未来につなげる・東海ネット
市民放射能測定センター
ボランティアスタッフ養成講座

日 程:2011年8月27日(土)および28日(日)(いずれかの半日)
時 間:午前(10時~13時)、午後(14時~17時)
場 所:株式会社名古屋生活クラブ
名古屋市西区比良2-120
052-501-0251
*緊急連絡先:080-1257-4066(石田)
講 師:大沼章子氏
持ち物:筆記用具、ノート(マニュアルはこちらで用意しています)

当日の内容:
1)放射線(能)の基礎
2)測定器の使い方の解説及び実習
3)その他

シフトについて:
2週間ごとのボランティア可能日を前もって連絡いただきます。(2週間前まで)
*シフトを組んでお知らせします。(シフト以外の日に実習としての参加も歓迎)
8月中も測定していますので、可能な人は石田まで。
*名古屋生活クラブでの仮測定の間は、土日深夜の測定は大沼、石田が常駐の時に限ります。

その他
交通費:現状支給はありません(正式な稼働時には相談)
駐車場:名古屋生活クラブ駐車場へ置いて頂きます。場所は当日説明します。

ボランティアスタッフ養成講座へお申し込みの方は、お名前、お電話番号、携帯番号、希望参加日(午前・午後の別)をお書き添えの上、以下までメール又はお電話ください。
tnet_sokutei@ray.ocn.ne.jp
052-501-0251(名古屋生活クラブ内)

第1回 中電対話デー 報告

2011/08/01 am1012  第一回 中電対話デー・プロジェクト報告

2時間の対話でしたが、ごくごく短くメモ程度にまとめましたので、ご覧ください。

S・・市民  T・・中電

S 総務、広報の担当者が対応するのですね。責任を持って答えてもらえますか?
T 答えられます

S 福島原発事故の感想は
T 深刻な事故と認識している。原因ははっきりしていないが、津波が原因の事故と考えている

S 地震で配管破断が原因では?原因はまだ調べられないから津波と断言できない状況で、やはり東海地震の震源域にある浜岡は危険
T 福島原発はきちっと止まっていると考えている。津波は想定外。浜岡は自然の防波堤があり大丈夫と考えているが、その内側に防潮壁を設け津波の対策をします

S 浜岡は地盤が悪く防潮壁も弱いのでは
T 硬い岩盤に基礎を打ちこみますので・・

S 硬い岩盤とはいえません。相良層は水にとけてしまうしビスケット程度の固さ。今回の東電の事故で大変な被害が出ているのに、リスクの大きな原発でなぜ発電するのですか?
T 飛行機でもリスクはありそれでも・・・

S その例は悪すぎ!電気は選べないのですよ!
T 日本のエネルギーの自給率は4パーセントしかありません。火力、水力、原子力、自然エネルギーを組み合わせて・・・

S ウランだって輸入でしょ。自然エネルギーを増やせばよいのでは?
T 50年先のエネルギーを考えなくてはなりません。将来は核融合も・・・

S 核融合では全くムリです!福島原発事故で国民の声も変化して、自然エネルギーを求めています。なぜ中電はもっと増やそうとしないのですか?
T 三重や静岡ですでに取り組んでいます。

S 8月に開かれたプルサーマルのシンポジウムで動員された社員は150人。他にも下請け社員などの関係者は何人でしたか
T 調べていません。反省しています。今後は動員はしません。

S 浜岡で福島のような事故が起きた場合に備えての補償金はありますか
T 法に定められている範囲で備えています

S 法の規定では国が補償するとは書かれていない。中電はプールすべき。津波対策にいくらかかるのですか?
T 約1000億円かかります。原発が再開されなくても燃料があるから津波対策は必要です。

S 福島原発事故ではメルトダウンやメルトスルーが起きていて、それらの対策が浜岡でも必要ではありませんか?
T はい、そうですね。浜岡を止めたことで火力の燃料費で3千億円かかり当社は赤字です。

S でも、原発を止めたことで核燃料を使わなかったのですから、その費用はかかっていないのですからね。それに朝日新聞掲載の“でんき予報”では中電が予想した最大電力と、中電が決めた余裕率で、発電電力量を決めているだけでしょう。節電を押し付けるようなものをなぜ出すのですか?
T 余裕があることを分かってほしいだけです。

S それと中電の電気の供給力は発表されている数字だけではないですよね。調べてみたらとても大きいことが分かりました。まず発表されている数字は約3000万KW。ですが新潟県に作ったLNG火力で1.190.000KW発電でき、他の発電事業者から購入できる電力を入れると約3.500万KWにもなります。それにピークの電力量は年々減っていることを考えると、節電どころか大余裕ですよね。
T ・・・・

S 中電は原発が少なくて余裕ができているのだから、これをPRすれば良いし、子どもの科学番組で中電のソーラー発電が出て来て誇らしく思いました。これからは脱原発企業になってほしいので、これからも市民と大いに議論してゆきましょう。

以上です。


中電との対話は楽しいですよ!
次回は10月3日、第一月曜日午前10時からです
ぜひご参加ください。