C-ラボの東北支援(援農と放射能監視)プロジェクト参加者募集

はじめに
2011年3月11日の福島第一原発事故によって、多くの方々が生活の基盤を奪われました。東電・政府による損害賠償は遅々として進んでいません。実際、福島原発告訴団による2012年6月(福島県民1324人による第一次)・11月(全国13262人による第二次)の告訴に対する検察庁の動きも全く緩慢です。一方、低線量の健康影響が科学的にも未解明のなか、原発事故による放射線被ばく量はごく少量で健康影響は殆どない、もしくはなかったという声すら聞こえてきます。しかし、まだ、事故は収束していません。炉心溶融した原子炉に誰も近づけない状況は、この2年間、なんら変わっていません。汚染水だけが溜まって、あふれかえっているのが現状です。

こうした状況のなか、C-ラボでは、現在実施している関東以北の放射能汚染地域の方々からの検査依頼を無料とした他に、何か、出来ないかということで、「C-ラボの東北支援(援農と放射能監視)プロジェクト」を立ち上げることにしました。

農業者とりわけ有機農業者は大きな打撃を受けています。何代も受け継いできた肥沃な田畑に沈着した放射性セシウムは半減期が30年と長く、残留性の高い厄介な物質です。また、何十年もかかって築いてきた消費者との信頼・友好関係も一気に崩れてしまいました。政府の定める避難区域外にあって自主的避難を考える余地もなく、カリウム・ゼオライト等の農産物へのセシウム移行抑制剤等の使用を試行しながら、あくまでも有機農法にこだわり、ふくしま農業の再生に努力されている多くの方々がいらっしゃいます。

私達C-ラボも、具体的な農作業に参加しながらそうした方々との交流を深め、あわせてC-ラボの本業である「測定」による放射能監視作業も行い、環境や食品の放射能汚染問題に関する注意・対応を喚起していきたいと思います。

目的
「市民放射能測定所として東北の農家に積極的につながりをもちたい。その姿勢を示したい」ということをベースに、出来ることに取り組む。

短期目標
レポートをニューズレター、HP等に掲載して、報告すること。できる測定を行って、生活者や支援者の被ばく線量の把握とその軽減に資する基礎資料とする。

本プロジェクトへの参加のお願い

下記のことを、ご理解・ご了解の上、多くの方々の参加を募ります(実際の参加人数によって、作業内容の変更有り)。全日参加、または短期参加(但し、最低24時間は滞在し、実際の作業に参加できること)等、都合に合わせて、ご参加ください。

第一回援農と放射能監視
2013年6月2日(日)~6月9日(日)

作業内容:
・援農(福島県郡山市 有機農業家中村氏所有の田畑)
主に、「抑草作業」で、コナギなど、田植え後の水田の雑草を取る作業。
・放射能測定(サーベイメータ、積算線量計、各1台持参)
イ、空間線量率測定:生活空間の放射能汚染マップ作成。
ロ、ホットスポットの土壌等の試料採取
ハ、降下ばいじん量の測定:24時間毎たらい(地上50 ㎝~1.2 mに設置)に水を張って捕集、1Lのペットボトルに採取。
二、農作業の種類別単位時間当たりの積算線量の測定
ホ 生活者の一日当たりの積算線量のチェック
へ、(可能ならば)陰膳方式日常食の測定:日単位でポリビン等に試料採取。

留意・確認事項
イ、 参加は個人の意思に基づき、交通費は自己負担、食住は援農先に負担していただく。
ロ、プロジェクト中の出来事については、全て自己責任とする。
ハ、参加者は、当該地が放射能汚染地であることに留意した、準備と行動をすること
(例、帽子、マスクの携帯・着用、長袖長ズボンとし、余分な肌の露出を避ける。
着替えを持参し、洗い替えとする。外出後は、手足・喉等洗浄を心がける、etc.)

参加を希望される方は、所定の申込書にご記入の上、C-ラボまで、メール又は郵送して下さい。
申込書をダウンロード

募集締切日:5/20(5/20必着) ⇒ 5月27日(月)に変更しました。

送付先:未来につなげる・東海ネット 市民放射能測定センター 瀧岡宛て
メールの場合 tnet_sokutei@ray.ocn.ne.jp
郵送の場合  〒452-0802 名古屋市西区比良2-120
なお、電話でのお問い合わせは、052-501-0251(瀧岡・石田・外山)まで

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投稿日: 2013年5月14日 | カテゴリー: 放射能測定センター | パーマリンク コメントする.

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